今年度、オンライン交流を重ねてきた高知県本山町立吉野小学校に行ってきました。
まず、吉野小学校の近くにある早明浦ダムの見学をしました。

早明浦ダムの四つのはたらき(目的)を学習しました。
①洪水から下流の町を守ります。
②川のうるおいを守ります。
③四国四県の水をつくります。
④電気を作ります。
また、早明浦ダムと四国中央市のつながりも分かりました。銅山川の水は、徳島県に流れています。その銅山川の水を四国中央市では使っています。四国中央市が使った分の水を早明浦ダムから徳島県へ流しています。というように、四国中央市では、間接的に早明浦ダムの水を使っています。
私たちの生活に使っている水には、たくさんの人が関わっています。水を大切にしなければいけないことも改めて分かりました。
今、早明浦ダムは工事をしています。工事の様子を見学させていただきました。とても大きなクレーン車などダムの工事の規模の大きさに子どもたちは驚いていました。完成は2028年度の予定だそうです。

吉野小学校とのご縁で、早明浦ダムを見学することができました。
ダムの管理事務所の皆さん、お話を聴かせていただいたり、見学をさせていただいたりして、ありがとうございました。
いよいよ、吉野小学校へ!
早明浦ダムからバスで5分ほど移動すると吉野小学校に着きました。

早速、ランチルームで画面越しではなく、リアルでのご対面!「よろしくお願いします!」

まず、各学級での交流です。
1・2年生は、自己紹介をして、みんなでトランプで遊びました。

3・4年生は、図工です。段ボールを使って作品をつくりました。

5・6年生は、算数です。記号を使って計算しています。

次に、体育館で全校遊びです。
吉野小学校のお友達からは、高知のお友達がよくする「船長さんゲーム」です。実演しながら吉野小学校の6年生のお友達がやり方を説明してくださいました。チームに分かれて、どんどんじゃんけんをしてボールと点数を重ねていきます。時間内に一番点数の多かったチームが勝ちです。じゃんけんは、一度した人とはできません。だから、いろんな人と交流できる素敵なゲームです。4チームに分かれて、準備をします。

ゲームスタートです。初めてのゲームに少し戸惑いましたが、さすが川滝っ子、すぐに慣れて、次々相手を見つけては、じゃんけんをします。吉野小学校のお友達や先生ともじゃんけんをして、楽しんでいます。



川滝小学校の子どもたちが考えたのは、「ドッジボール」です。吉野小学校のお友達の勢いのあるボールにびっくり!していましたが、「本気で投げていいんだ」と分かった高学年の川滝っ子たちは、思いっきりボールを投げて、逃げて楽しみました。でも、両校の高学年の皆さんは、低学年には優しいです。ボールを譲ったり、当たらないようにうまく投げたりします。さすが高学年ですね。とてもスピーディーなドッジボールを楽しみました。



午前の部は、ここまで、この後、一緒に給食を食べました。給食からは、明日、お知らせします。お楽しみに!
今年度最後のクラブ活動は、ホットケーキを作りました。4年生にとっては、初めての調理です。6年生は、とても手際よく4、5年生をリードしていきます。どのグループも協力して、楽しく活動しています。



先生方をご招待して、会食をしました。「おいしい!」「上手に焼けているね。」など、先生方からたくさんほめていただきました。みんな、にこにこ、満足のいく活動でした。

お皿を洗って、片付けまで、きちんとします。

1年間、いろいろなクラブ活動を頑張りました。来年度も、またいろいろな活動を楽しみましょうね。
第5回目の対話型鑑賞プログラムです。今回は、愛媛県美術館より鈴木さんが来校して、対面で授業をしていただきました。
1~3年生は、今までの学習をふりかえってから、今日の絵を鑑賞します。右、左、上、下、真ん中あたりなど場所を表す言葉を使って絵の中のどのあたりのことを伝えたいか話します。自分の感じたことを言葉で伝えます。

4~6年生も始めに今までの振り返りをして、今日の絵を鑑賞します。絵に近づいたり、離れたりして鑑賞します。「絵が古そうだな。」「上のところに破れたようなところがあります。」子どもたちは、自分の感じたこと、細かく鑑賞して見つけたことを発表します。すると、鈴木さんから「正解!実は、この絵は、100年前にお店に貼っていた本物のポスターです。」みんなで話し合ううちに新しい発見もあります。

オンラインと対面の鑑賞を繰り返し、子どもたちはたくさんの絵と出合い、感性を高めることができました。また、鑑賞を通して、言葉で表現する力も付きました。鈴木さん、1年間、ありがとうございました。
今年も6年生が卒業式に付けるコサージュを自分で水引で作りました。今年は、宇和島市立結出小学校の皆さんと結出小学校の近隣の蒋渕小学校、日振島小学校もお友達も一緒に作りました。初めての試みですが、結出小学校(蒋渕小学校のお友達は、結出小学校で一緒にしました。)、日振島小学校、川滝小学校をリモートでつないで行いました。そして、いつもお世話になっている美結会の皆さんがなんと、結出小学校まで行って教えてくださいました。もちろん川滝小学校にも美結会の皆さんが来てくださっています。

また、今年は、宇和島市と四国中央市のコラボということで、結出小学校の保護者の方のご厚意でコサージュの芯になるところに本物の真珠をいただきました。子どもたちの交流のいい記念になります。ありがとうございます。

いよいよコサージュづくりのスタートです。川滝小学校の子どもたちは、クラブ活動などで水引に親しんでいるのと、美結会の方にマンツーマンで教えていただき、順調にできています。


リモートの画面からは、「もう一度教えてください。」「ここどうしたらえん。」「むずかしい!」などいろんな声が聞こえていました。
1時間半ぐらいかかりましたが、みんな自分のコサージュができたようです。画面の前に集まってきました。

結出小学校の皆さんと記念撮影です。光って見にくいですが、モニターに川滝小学校のみんなが写っています。

川滝小学校でも記念撮影!

水引が縁でたくさんの人とつながることができました。そして、みんなが笑顔で満足の行く時間を持つことができました。ご協力いただいた美結会の皆さん、ありがとうございました。
6年生がこのコサージュを付けて卒業するまで後1か月ほどとなりました。今日の活動は6年生の大切な思い出の一つになりました。結出小学校の皆さん、蒋渕小学校の皆さん、日振島小学校の皆さん、ありがとうございました。