愛媛大学 紙産業イノベーションセンターから講師の先生をお招きして、「新たな紙製品開発の可能性~おもしろい紙を発見しよう~」をテーマに紙について学びました。私たちの身の回りには、たくさんの紙製品があります。「日本一の紙の町」四国中央市の紙産業についてもたくさんのことを知ることができました。
「お札の技術について」教えていただきました。新しいお札が7月3日に発行されました。そのお札には、たくさんの工夫がされています。手で触ったり、光に透かしたり、お札を斜めに傾けて見たり、お札には秘密がいっぱいです。ご家庭で、お子さんに今日教えていただいたことを聴いてください。大人が「へーッ」と驚くことがいっぱいあります。
水の溶ける紙、溶けない紙の実験をしました。トイレットペーパーとティッシュペーパーを水に溶かすとどうなりますか?という質問にみんなで予想をしました。
結果は、トイレットペーパーは溶けましたが、ティッシュペーパーは解けませんでした。
では、お札は?ドキドキしながら、1000円札を水の中に入れて、混ぜました。
溶けませんでした。紙は、その用途によって工夫して作られていることが分かりました。
四国中央市の紙の会社の人たちが考えて、その用途に合ったいろいろな紙が開発されています。
伸びる紙
破れない紙
ペンで書いて消せる紙
他にも、燃えにく紙、温度で色が変わる紙など様々な紙を見せてくださいました。子どもたちは、興味津々で見たり、触ったりさせていただきました。
最後に
「人は皆、いろんなことが出来る可能性を秘めている!」
〈成功への道〉は、「目標を持つこと」「持続的な情熱」「あきらめな!」
可能性にチャレンジ!
という言葉を子どもたちに言ってくださいました。子どもたちは、たくさんの可能性を秘めています。これからも様々な体験や人との触れ合いの中で学んで、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。
今日は、紙の学習を通して、四国中央市のすばらしさ、そして、子どもたちの夢に向かう姿勢を教えていただきました。紙産業イノベーションセンターの皆さん、ありがとうございました。