始めに消防署を見学しました。消防署には、消防隊の人が早く出動できるようにいろいろな工夫がありました。食堂や仮眠室もあり、24時間みんなの暮らしを守るために働いていることが分かりました。
ポンプ車や作業車など消防車にはいろいろな種類があることが分かりました。救急車の中には、病気やけがの人の様子をみながら病院まで運ぶために、たくさんの機械や道具がありました。
次に、防災センターで地震や消火などの体験をしました。
まず、シアターでビデオを見て、自助(自分の生命は、自分で守ること)と共助(地域の人と助け合ってみんなのことを守ること)の大切さを学びました。
次は、地震の揺れを体験しました。能登半島地震の震度7を体験しました。この揺れが学校や家にいるとき来たら、立っていられないとみんな感じました。地震が起きたら、低い姿勢をとること、頭を守ることの大切さが分かりました。
次は、消火体験です。消火器の使い方を教えていただきました。「火事だ!」と大きな声で知らせて、大人を呼ぶことが大切です。
最後は、火事になったとき、煙の中を避難する体験です。姿勢を低くして、鼻と口をハンカチなどで覆って、煙を吸わないようにします。
見学に行った日は、消防防災センターの避難訓練の日でした。火災警報器がなると、消防防災センターで働いている人たちが安全に避難してきました。子どもたちが学校する避難訓練と同じように、防災センターの人たち(大人)も自分の命を守るための訓練をしていることが分かりました。
私たちの暮らしが、たくさんの人に守られていることが分かりました。自分たちにできることを考えて、実践していきたいと思います。消防防災センターの皆さん、ありがとうございました。
今年度、最後の川之江図書館訪問です。今回は、図書館について教えていただいたり、大型紙芝居をしていただいたりしました。
その後、図書館の中を案内していただきました。ちょうど、昨日3・4年生が学習した点字の本がありました。点字の本を触らせていただきました。階段の手すりにも、点字がありました。
拡大機では、文字を大きくして、お年寄りの方でも文字が読みやすくなります。
目の不自由な方や耳の不自由な方、お年寄り、小さい子どもを連れている人、みんなが利用しやすいようにいろいろな工夫がありました。
普段みんなが見る本棚に並べきれない本を入れている本棚の部屋も見せていただきました。たくさんの本にみんな、びっくりしていました。
古文書の部屋は、大切な本が入っているので、本棚にも鍵がかかっていました。
川之江図書館の普段は入れない部屋にも入れていただき、子どもたちの良い学習の機会になりました。
最後は、いつものように本を借りました。本を選ぶのも早くなりました。借りる本が決まったら、カウンターに行って手続きをします。みんな、もう手順を覚えてスムーズに本を借ります。
川之江図書館のみなさん、ありがとうございました。いろいろな本に出合うきっかけになりました。来年度もまた、全校で本を借りに行きますので、よろしくお願いします。
点字サークル花びらの方が、点字を教えてくださいました。まず、身の回りにある点字について発表しました。「シャンプー」「リモコン」「洗濯機」・・・私たちの周りには、みんなが生活しやすくなるように、点字で表しているものがたくさんあることに気付きました。
私たちが読んでいる本を点字にすると、すべて平仮名にして点字を打つので、とてもたくさんのページの本になります。点字の本も見せてくださいました。
点字の決まりを教えていただき、いよいよ点字板を使って、まず、「あいうえお」を打ってみました。みんな、集中して一生懸命取り組みました。
「できた!」という、うれしそうな声が教室のあっちこっちから聞こえてきました。「できる」「分かる」って、うれしいことですね。子どもたちにとって、いいお話を聴けたし、いい体験ができました。ありがとうございました。
昼の部では、子どもたちと一緒にたくさんの地域の方が鑑賞してくださいました。子どもたちは、どんなふうに感じたのか、おうちでも聴いてみてください。
「こんな学校があったことに驚きました。」「自分たちで行動できる姿に感動しました。」「家庭でもこのように子どもたちに接していくことの大切さを学びました。」など保護者や地域の方から感想をいただきました。先生からは、「子どもたちが、子どもたちのコミュニティの中で役割を見つけて活動する姿が心に残りました。」という感想がありました。それぞれが感じたことを大切に川滝の子どもたちを育てていってほしいと思います。
上映会にたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。川滝小学校は、家庭、地域とともにある小学校です。これからも、ご支援ご協力よろしくお願いいたします。