人権・同和教育参観日を開催しました。今年は、「自分 はっけん! 川滝 はっけん!」「いいところさがしをしよう」というテーマで全校で話し合いました。もちろん保護者のみなさんも地域のみなさんも一緒に考えたり、発表したりしてくださいました。
①「自分は、頑張っている。」という質問では、「そう思う」「どちらかというとそう思う」という人が多かったです。
②「自分には、いいところがある。」という質問では、「どちらかというとそう思わない」人が半分ぐらいいました。

先生から、「先生から見たら、みんな頑張っているところもあるし、いいところもいっぱいあるよ。でも、一人ひとり感じ方が違うから、先生から見たらそうでも自分では、もっと頑張れるって思っているんだよね。みんな自分の感じ方でいいんだよね。」というお話がありました。
③「川滝小学校のいいところは?」という質問には、一人ひとりが自分の考えをワークシートに書いて、発表しました。

たくさんのいいところをいっぱい発見しました。

川滝小学校で、これからもみんな仲良く頑張っていきましょう。
続いて、「音楽発表」です。いよいよ29日に迫った「市親善音楽会」で歌う「クリスマスメドレー」と「Wish~夢を信じて」を一生懸命歌いました。

最後は、「人権・同和教育講演会」です。今年は、「シトラスみんなの応援隊」の皆さんに「みんなの笑顔のために」というテーマでお話や歌を届けていただきました。
コロナ禍の差別や偏見、それは知らないことへの恐れと怖さから来ていたこと、だから、私たちは正しく知ることが大切だとわかりました。シトラスみんなの応援隊の人たちは、今は、身の回りの様々な差別や偏見でつらい気持ちや困っている人に寄り添い、人生の応援隊になっているそうです。「お互いのことをよく知り、みんなが友達になったら、差別はなくなる」「みんなが初めの一人になること、そこから広がる輪があり、仲間ができる」ともお話してくださいました。
そして、川滝小学校の子どもたちに、「これから成長して広い世界に出ていき、大きな集団に入っていったとき、自分の気持ち次第で、世界は広がっていく、だから、自信を身に付けてほしい!そのために
①ちょっと面倒くさいことを、我慢してやること。
②ちょっと恥ずかしいけど、頑張って自分から挨拶をしたり、声をかけたりすること。
この積み重ねが、みんなの人生に役に立つ力を付けてくれる。」というお話をしていただきました。
後半は、楽しい曲にメッセージをのせて歌ってくださいました。みんな、笑顔で一緒に歌いました。

「夢をかなえて、ドラえもん」を子どもたちも楽しく歌いました。そして、「ドラえもんのように、ダメなことはダメって言ってくれる。でも、困ったときは全力で助けてくれる。そんな、友達を見つけられるといいね。」と友達の大切さも教えてくださいました。
「シトラスみんなの応援隊」の皆さんには、大人も子どもの笑顔になる時間を作っていただき、ありがとうございました。今日のお話を大切に、さらに素敵な子どもたち、保護者、地域になっていきたいと思います。
今年も愛媛県内の小学校6年生と中学校1年生がオンラインでつながり、「人とよりよい関係を築くために」をテーマに話し合いました。

始めに「目玉焼きに何かけて食べる?」という質問に順番に答えます。川滝小学校でも5・6年生4名と先生方が順番に答えました。「ソース」「かけない」「しょうゆ」「マヨネーズ」などいろいろありました。「みんな違って、その人にとっておいしければ、みんないい!」ですね。
「ゲロはいちゃったよ」という絵本の読み聞かせを聴いて、感想を交換しました。自分の考えをクロムブックで送りました。画面の中の小学生や中学生の考えを一生懸命聴きました。

そして、「よりよい人間関係を築くために大切なこと」をみんなで考えました。

川滝小学校の子どもたちは、協力すること、ダメなことはダメと言うこと、やさしくすること、話をすることなどが大切だと感じたようです。これからの生活の中で実践することで、もっともっとよい人間関係ができると思います。そして、川滝小学校の良さである「全校のみんなが仲良し」が続いていくと思います。5・6年生のみなさん、これからも、全校のみんなのためによろしくお願いしますね。
第3回目の対話型鑑賞プログラムも愛媛県美術館から鈴木さんを講師にお招きして、実施しました。今回も作品を鑑賞して、自分に見えたもの、そこから感じたことなどを伝え合いました。
1~3年生、絵の中の同じ場所が「草原」に見えたり、「海」に見えたり一人一人感じ方が違います。「おじいさん」に見えるというと、鈴木さんが「その根拠は?」と問い返します。子どもたちは、「杖を持っているから」「腰が少し曲がっている」「白いひげが生えている」など絵から探します。

4~6年生も、まず絵をよく見ます。近くに言ったり、離れたりして観察します。絵には、三人の人が描かれています。子どもたちは、その三人が、友達である、兄弟姉妹であるなど自分の考えたことを話します。「習字をしている」「何か話している」など、絵の部分からどんどん想像が膨らみます。

今回は、子どもたちが帰った後、先生たちの対話型鑑賞プログラムもありました。先生たちも絵をしっかり観察して、話し合います。

絵を鑑賞しながら、一人一人の感じ方の違いも感じることができました。子どもたちは、3回目になるので、説明の仕方も上手になっています。6年生は、根拠を持って考えを伝えていることをほめていただきました。
次回は、1月です。次は、どんな絵を鑑賞するのか楽しみです。
あったか荘の皆さんに、歌を聴いていただきました。とても喜んでいただき、子どもたちも嬉しそうでした。

子どもたちから栞のプレゼントを渡しました。そして、あったか荘の皆さんから、ペンダントのプレゼントをいただきました。短い時間でしたが、温かい交流の場になりました。

あったか荘の皆さん、ありがとうございました。
いよいよ「書道パフォーマンス」が始まります。「虹」の音楽にのせて、学生の皆さんに教えていただきながら、子どもたちは自分の分担を一生懸命頑張りました。
まず、「にじ」を描きます。1年生から順番に1色ずつ描きます。

そして、一人ずつ分担された字を書いていきます。礼をして、「いきます!」の掛け声をかけ、書いていきます。書いたら、次の人に筆を渡します。筆のバトンがつながり、どんどん字が出来上がります。

最後は、5・6年生が「虹」という字を一画ずつ分担して仕上げます。


完成しました。

ここで、たくさん教えていただいたお礼に、親善音楽会に向けて練習している歌を服部先生、学生の皆さん、手漉き和紙を一緒に漉いてくださった大西さんにプレゼントしました。

四国中央市の文化・スポーツ振興課の皆さんが、子どもたちの作品を立ててくださいました。子どもたちや見ている大人から「オーッ!」という声が上がりました。

とてもすばらしい作品ができました。みんなで力を合わせた共同作品です。思い出に残る時間になりました。

最後に服部先生が子どもたちの名前を書いた色紙を一人ずつ手渡してくださいました。

服部先生、学生の皆さん、四国中央市文化・スポーツ課の皆さん、前日からの体育館の準備等ありがとうございました。子どもたちは、書道に触れる貴重な体験をさせていただきました。みんなで協力することの大切さも学びました。ありがとうございました。
子どもたちの作品は、児童玄関に展示しています。11月24日(日)には、人権・同和教育参観日もありますので、その際にぜひご覧ください。お待ちしています。