第3回目の対話型鑑賞プログラムも愛媛県美術館から鈴木さんを講師にお招きして、実施しました。今回も作品を鑑賞して、自分に見えたもの、そこから感じたことなどを伝え合いました。
1~3年生、絵の中の同じ場所が「草原」に見えたり、「海」に見えたり一人一人感じ方が違います。「おじいさん」に見えるというと、鈴木さんが「その根拠は?」と問い返します。子どもたちは、「杖を持っているから」「腰が少し曲がっている」「白いひげが生えている」など絵から探します。

4~6年生も、まず絵をよく見ます。近くに言ったり、離れたりして観察します。絵には、三人の人が描かれています。子どもたちは、その三人が、友達である、兄弟姉妹であるなど自分の考えたことを話します。「習字をしている」「何か話している」など、絵の部分からどんどん想像が膨らみます。

今回は、子どもたちが帰った後、先生たちの対話型鑑賞プログラムもありました。先生たちも絵をしっかり観察して、話し合います。

絵を鑑賞しながら、一人一人の感じ方の違いも感じることができました。子どもたちは、3回目になるので、説明の仕方も上手になっています。6年生は、根拠を持って考えを伝えていることをほめていただきました。
次回は、1月です。次は、どんな絵を鑑賞するのか楽しみです。
あったか荘の皆さんに、歌を聴いていただきました。とても喜んでいただき、子どもたちも嬉しそうでした。

子どもたちから栞のプレゼントを渡しました。そして、あったか荘の皆さんから、ペンダントのプレゼントをいただきました。短い時間でしたが、温かい交流の場になりました。

あったか荘の皆さん、ありがとうございました。
いよいよ「書道パフォーマンス」が始まります。「虹」の音楽にのせて、学生の皆さんに教えていただきながら、子どもたちは自分の分担を一生懸命頑張りました。
まず、「にじ」を描きます。1年生から順番に1色ずつ描きます。

そして、一人ずつ分担された字を書いていきます。礼をして、「いきます!」の掛け声をかけ、書いていきます。書いたら、次の人に筆を渡します。筆のバトンがつながり、どんどん字が出来上がります。

最後は、5・6年生が「虹」という字を一画ずつ分担して仕上げます。


完成しました。

ここで、たくさん教えていただいたお礼に、親善音楽会に向けて練習している歌を服部先生、学生の皆さん、手漉き和紙を一緒に漉いてくださった大西さんにプレゼントしました。

四国中央市の文化・スポーツ振興課の皆さんが、子どもたちの作品を立ててくださいました。子どもたちや見ている大人から「オーッ!」という声が上がりました。

とてもすばらしい作品ができました。みんなで力を合わせた共同作品です。思い出に残る時間になりました。

最後に服部先生が子どもたちの名前を書いた色紙を一人ずつ手渡してくださいました。

服部先生、学生の皆さん、四国中央市文化・スポーツ課の皆さん、前日からの体育館の準備等ありがとうございました。子どもたちは、書道に触れる貴重な体験をさせていただきました。みんなで協力することの大切さも学びました。ありがとうございました。
子どもたちの作品は、児童玄関に展示しています。11月24日(日)には、人権・同和教育参観日もありますので、その際にぜひご覧ください。お待ちしています。
「日本一の紙の町」四国中央市から書道文化を守り広げようと四国中央市の文化・スポーツ振興課よりお話をいただき、書道パフォーマンスの生みの親である服部一啓先生(福岡教育大学教授)を講師にお迎えして、子どもたちに書道の楽しさを教えていただきました。また、福岡教育大学で学んでいる学生の皆さんも一緒に来校いただき、子どもたちにご指導・ご支援いただきました。ありがとうございます。
いきなり「書く」のではなく、まず、「空」から言葉のイメージを広げます。子どもたちは、学生の皆さんとグループを作り、それぞれのグループでイメージを広げていきます。


墨をすります。子どもたちにとっては、初めての体験でした。墨のいい香りがします。これも普段の生活の中では、なかなか味わえないことです。五感を使って書道に親しみます。

今日のテーマの「にじ」をいろいろな書体で書いてみます。筆や紙もいろいろな種類を準備してくださっています。

次は、自分たちがイメージした言葉の中から書く言葉を選びます。

自分の言葉を思い思いに書きます。自分で漉いた和紙にも書きました。いろいろな筆や紙の感触を感じながら、たくさん書きました。

一人一人の作品に自分が書いた印を押します。学生の皆さんが子どもたちのために消しゴムで印を作ってくださっていました。子どもたちは、作品の中に好きな場所に押します。

自分の作品の中から1枚を選んで、カレンダーにしました。

たくさん準備をしていただき、子どもたちも、見ている大人たちもワクワクする活動でした。
さて、いよいよ次は、「書道パフォーマンス」です。
4回目の魚食普及事業は、中村和憲先生をお迎えして、5・6年生が立てたメニューを作り、全校で給食でいただきました。

決まったメニューは、「鯛あらスープ~鯛ラーメン」「真鯛の四川風唐揚げ」「鯛餃子」です。
まず、調味料を量ったり、鯛を切ったり、混ぜたり、・・・前回練習をしたので、みんな手際よく進めます。ただ、今回は、36人の食事を作るので、量が前回より多く、切るものもいっぱいあります。それでも、5・6年生は力を合わせて、みんなにおいしい鯛料理を食べていただくために頑張ります。



盛り付けも36食分頑張ります。

いよいよ全校のみんなが集まって、5・6年生の作った全て材料には鯛を使ったラーメン、餃子、唐揚げをいただきます。
みんなが、「おいしい!」「おいしい!」と食べてくれるので、5・6年生も笑顔です。


感想にも、「いままで、魚が苦手だったけど、今回魚食の学習をして、好きになりました。」「魚のいろいろな料理の仕方が分かり、よかったです。」などがありました。魚のいいところをいっぱい学習しました。野菜などと料理することで、栄養価もおいしさも増すことも1回目に学習しました。これからも、魚をたくさん食べてくださいね。

4回にわたり、子どもたちと一緒に学習してくださった中村先生、愛媛県や東予地方局の皆さん、ありがとうございました。