中休み、楽しそうな声につられて、教室をのぞきに行ってみました。

1・2年生の教室では、算数の授業が終わってお片づけをしていました。
「こっちはボクが消してあげるよ!」二人で競い合うように楽しくホワイトボードを消しています。
その向こうでは「今日は、一人お休みでさみしいんだ」という声。
いつもの5人がそろわないと、なんだかさみしいですね。
お休みの友達を気に掛ける温かさが、この学校にはあります。
3階へ上がっていくと、歌声が…!
教頭先生がギターを弾いて、3・4年生が「虹」を歌っていました。
そのお隣では、広い教室で伸び伸び過ごしたり、ものすごく集中して絵を描いていたりする5・6年生。
しばらくすると、5・6年生も一緒に「虹」を歌い始めました。
昨年から練習している手話も、よく覚えていたようです。

川滝っ子の一週間が終わります。
来週は、プール清掃からスタートです。
いよいよ夏本番がやってきます!熱中症に気を付けて、みんなで元気に過ごしたいと思います。
修学旅行を控えた4・5・6年生は、平和学習を積み重ねています。
今日は、はるばる広島から、被爆体験の語り部さんが来てくださいました。

語り部の山岡さんです。
被爆2世の伝承者として、全国各地で講話を行っておられます。
子どもたちは、引き込まれるように真剣なまなざしでお話を聞きました。

原爆が投下される瞬間まで、その空の下では20万人の「日常」が営まれていました。
それぞれの人生、それぞれの生活、それぞれの夢、それぞれの希望。
それらが一瞬にして破壊される様子が動画で紹介されたときには、
子どもたちも教職員も、思わず息をのみました。
「戦争は最大の差別」と言われます。
修学旅行で、実際に広島の大地を踏みしめたとき、子どもたちは何を感じるでしょうか。
一人では何もできないかもしれない。でも、一人から始めなければ何も変わりません。
「憎しみからは平和は生まれてこないのです」と、山岡さんは言われました。
その言葉の重みを感じながら、全身で広島の願いを感じてきたいと思います。
山岡さんからおみやげでいただいた、「羽ばたく鶴」を持って、みんな笑顔でした。
山岡さん、ありがとうございました。

緊急地震速報による避難訓練を実施しました。
先日の防災参観日の成果もあってか、子どもたちは実に落ち着いて素早い行動ができました。
婦人会の皆様からいただいた手作りの防災頭巾をかぶり、非常階段を使って非難します。
廊下には、「ガラス」「がれき」と書いたカードが落ちていて、それを踏まないよう先生方が指示しながらの避難となりました。
「おはしもち」…押さない、走らない、しゃべらない、戻らない、近付かない…は、もちろん大切です。
でも、命を守るために必要な場合は声を出して知らせることも大切なのだということを、確認し合いました。

教室に戻った後、様子を見に行くと、5・6年生がいません。
体育館で遊ぶのが大好きな5・6年生。
先生と一緒に、「もし、体育館で地震が来たらどうすればいいんだろう」ということで、
実際に体育館に行って、どんな危険があるのか、どう避難行動を取ればいいのかを真剣に話し合っていました。

実際に地震が来たとき、どんな行動が取れるかは、普段からいかに「もしもの場合の選択肢」を考え、備えているかによって決まると思います。
まずは自分の命を守るため、そして大切な人の命を守るために、備えていきたいものです。
本校では、ランチルームで全校児童と教職員が一緒に給食の時間を過ごすのですが、
残念ながら、ランチルームには空調設備がありません。
そこで、暑さが心配される季節は、空調設備のある教室を使って、2班に分かれて給食をいただきます。
6月最初の給食実施日となった今日が、その初日でした。
4時間目が終わり、それぞれの場所に集まってきた児童と先生。
まずは、準備についてのプリントをみんなでのぞきこんで確認します。
低学年だって、力持ち!机を運んで準備します。

机の上にランチョンマットを広げて、配膳台を出してきれいに拭きます。
言われなくても、自分たちで考えて動けています。
その後、先生の指示を受けて、ランチルームまで給食を取りに行きます。

これから夏が終わるまでの間、みんな揃って給食がいただけないのは少し寂しいですが、
それぞれの教室で協力して、感謝のあふれる楽しい給食タイムにしてくださいね。