人権・同和教育参観日に向けて
2025年11月13日 15時25分
23日(日)の人権・同和教育参観日では、児童が自分たちの課題を見つめてつくった劇をきっかけに、保護者や地域の皆様、そして学校外から参加してくださった皆様と一緒に話し合います。
初めての試みではありますが、14名の児童たちが低学年と高学年に分かれて話し合い、劇の練習を通してじっくり考え始めています。
今日は、高学年が台本づくりを終え、今度は劇の動きづくりをしていました。
問題が起きるシーンを、どんなふうにすれば伝わりやすいか、その場面のチームで話し合っています。
ナレーションや効果音、劇のポイントとなるせりふを言う役の子たちは、どんなふうに言えば伝わるか、先生にも相談しながら考えて練習していました。
低学年の教室では、みんなの言葉を集めてつくった、できたてほやほやのシナリオをもらって、誰がどの役をするのか決めたところでした。自分のせりふに真剣な顔で線を引いて、やる気満々です。
誰かに教えていただく授業や講演もいいけれど、自分たちで話し合って思いを表現していく学びは、何よりも「自分事」として考えるためのきっかけになるのではないでしょうか。
「すばらしい劇」をつくることを目指してはいません。
ただ、一つ一つ練習の積み重ねを通して、子どもたちが自分の言葉で語り、そして「いつも見守ってくださる方々」から思いのこもった言葉をいただく、そんな温かい時間になることを期待しています。