ひとそえ(「えひめ教職員ふれあい広場」義務教育課長メッセージより)

2020年12月3日 12時31分

12月3日(木)

「えひめ教職員ふれあい広場」に、義務教育課長メッセージが掲載されています。毎回、教職員へのメッセージが書かれています。11月24日に掲載された「ひとそえ」より、是非、保護者、地域の皆様へも読んでいただきたいと思い、一部を引用掲載させていただきます。

 

『家を出るとき、「行ってきます。」と言う子供に「いってらっしゃい」を返した後、「(車に)気を付けて。」の一言を添えるかどうかで、交通事故に遭う確率が変わるという話を聞いたことがあります。「気を付けて」のひとそえが「ある家庭」と「ない家庭」では、「ある家庭」のほうが、子供が事故に遭う確率が低いという話です。

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 感染拡大の波は、本県の学校現場にも押し寄せています。

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 ここで、私たちが肝に銘じておきたいのは、知事が会見で常々語っているとおり、「敵はウイルスであり、人ではない、感染された人に非はない、感染は誰にでも起こりうるものである」ということです。

 今、想像力が試されています。陽性となった人、家族に陽性になるかもしれない人がいる人・・・機に直面している人の心中に思いをめぐらせ、温かい気持ちで、温かい言葉掛けをしながら、コロナに向き合っていきましょう。

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 わずか数秒の「気を付けましょう」のひとそえが威力を発揮し、友達同士の家遊びでついついマスクを外してしまう子が気を付けるようになるかもしれません。互いが注意し合う機運を高めるための児童生徒による啓発活動も有効かもしれません。

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 家に帰ってからも、①うつらないよう自己防衛!②うつさないよう周りに配慮!③習慣化しよう3密回避!

(・・・略・・・)』

 

新型コロナウイルス感染症予防は、学校だけ、家庭だけではできません。学校、家庭、地域が協力して、取組まなければいけません。家庭に帰ってから、友達と遊ぶとき、出掛けるときなどに咳エチケットや手洗い、手指消毒等ちょっと意識して、声を掛けることが大切です。

また、シトラスリボンを作ったときの気持ちを忘れず、温かい心を育てることも大切です。

保護者、地域の皆様の一層のご理解とご協力をお願いいたします。