教職員の研修

2020年7月16日 11時40分

7月15日(水)

愛媛県総合教育センターから講師をお招きして、「人権・同和教育」に関する教職員研修を行い多くのことを学びました。

その中で、日々の生活において、また、地域や保護者の方が子どもたちを見守り、育てる上で大切なことをお伝えします。

 

「人権とは?」「人々が生存と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」

「それぞれ」(=個人個人が)ではなく「それぞれ」(=全ての人の)であることを大切にしてほしい。

 

「人権感覚とは、自分の大切さと共に他の人の大切さを認めることができるために必要な感覚」

「自分もステキだけど、あなたもステキ」(この感覚を小さいころから高めておくことが大切です。)

 

では、人権感覚を高めるために、どんなことをしたらよいか?

「私は、みんなの役に立っている。」(自己有用感)という感覚を育ててほしい。これは、周りの人から認められること(褒められる・感謝される・必要とされる・愛されている)によって感じるものです。

子どもが褒めてほしいことを、タイミングよく褒めること

愛されていることが分かるように伝えること

 (日々の生活において、子どもに「愛している」「好きだよ」「大切だよ」と伝えられていますか?)

 (子どもに「ありがとう」と言っていますか?)

 

表情から人の気持ちを読み取ることの難しさも教えていただきました。だから、「言葉で伝える」ことは、とても大切であると感じました。ご家庭でも子どもたちが「私は、みんなの役に立っている」と感じられる言葉を掛けてあげてください。

誰もが「子どもたちの幸福」「子どもたちの輝く未来」を願っています。それに向けて、大人ができることを学校も家庭も地域も一緒になってやっていきましょう。