語り部さんが来られました
2025年6月5日 16時48分修学旅行を控えた4・5・6年生は、平和学習を積み重ねています。
今日は、はるばる広島から、被爆体験の語り部さんが来てくださいました。
語り部の山岡さんです。
被爆2世の伝承者として、全国各地で講話を行っておられます。
子どもたちは、引き込まれるように真剣なまなざしでお話を聞きました。
原爆が投下される瞬間まで、その空の下では20万人の「日常」が営まれていました。
それぞれの人生、それぞれの生活、それぞれの夢、それぞれの希望。
それらが一瞬にして破壊される様子が動画で紹介されたときには、
子どもたちも教職員も、思わず息をのみました。
「戦争は最大の差別」と言われます。
修学旅行で、実際に広島の大地を踏みしめたとき、子どもたちは何を感じるでしょうか。
一人では何もできないかもしれない。でも、一人から始めなければ何も変わりません。
「憎しみからは平和は生まれてこないのです」と、山岡さんは言われました。
その言葉の重みを感じながら、全身で広島の願いを感じてきたいと思います。
山岡さんからおみやげでいただいた、「羽ばたく鶴」を持って、みんな笑顔でした。
山岡さん、ありがとうございました。