10/21 魚食普及事業
2024年10月21日 13時00分学校給食魚食普及事業として、食文化・料理研究家の中村和憲様を講師にお迎えして、子どもたちに「愛媛県産のマダイを使った食育授業」を開催しました。
まず、「食」という字は、「人」が「良い」と書くことから、「食事」は「人を良くする事」だから、「食事」をすると元気になるとお話してくださいました。今とっている食事が2年後の体を作ることもお話してくださり、毎日の食事が大切だと感じました。
次に、愛媛の水産業についてお話を聞きました。ちょうど先週行った水産研究センターで教えていただいた養殖の様子も出てきました。
「お魚を食べると頭が良くなること」や「いろいろな栄養素を加えること」も教えていただきました。
「マダイ」のさばき方も教えていただきました。
「旨味」についても教えていただきました。昆布だしだけの汁に少し塩を加えると味が変わり、おいしくなりました。そこに野菜を足すと、またおいしくなりました。さらにきのこ(しめじ)を足すと、さらにおいしくなりました。最後に「タイの切り身」を入れると、さらにおいしくなりました。子どもたちは、味が変わるたびに「おいしい!」と言って味見をしていました。
子どもたちは、「お魚のイメージが、変わりました。」「家でもやってみたいです。」「今までお魚が苦手だったけれど、野菜と食べるとおいしいことが分かりました。」などお魚についていろいろな感想を持ったようです。
今日の授業を基に、これから「マダイ」を使った給食のメニューを考えていく予定です。どんなメニューになるか楽しみです。
中村先生をはじめ愛媛県農林水産部の方や愛媛県東予地方局農林水産振興部の方、子どもたちのために「マダイを使った食育」をありがとうございました。
また、地域の皆さん、一緒に学習していただき、ありがとうございました。
なお、本日の授業の様子は、NHKの番組「ひめぽん」(18:10~19:00)の中で放送される予定です。