人権・同和教育参観日、講演会
2023年10月22日 14時54分授業参観では、1~4年生が道徳科「こころはっぱ」のお話を聞いて、お友達について考えました。「お友達が増えると楽しいよ。」「一人ぼっちは寂しいよ」など子どもたちは、森の動物たちの気持ちを一生懸命考えました。最後に、学級のお友達の頑張ってるところやいいところを見つけて発表しました。
5・6年生は、道徳科「代われるものなら」というお話です。阪神淡路大震災で子どもを亡くしたお母さんの気持ちを通して、生命の大切さ、そして、一人一人が大切な命であることを学びました。授業の後半では、おうちの方からの手紙が配られました。子どもたちの手紙を読んでいる表情がとても印象的でした。
講演会では、近藤 寛先生をお迎えして、「自分らしく生き合える 社会の実現をめざして」という演題でお話をしていただきました。先生が始めに「自分の中の『普通』や『当たり前』を見つめ直すきっかけに」とおっしゃってくださいました。自分の心の中を見つめ直すいい時間を持つことができました。私たち大人が、正しい知識を持ち、正しい判断力を示し、行動していくお手本とならなければいけませんね。また、土居中学校での、生徒が自分たちの力で、自分たちの生活をよりよくしていこうと制服をはじめとする校則の見直しを進めた事例も紹介してくださいました。自分らしく生きることの大切さ、そして、自分も周りの人も大切にしていくことが、私たちみんなの幸せにつながっていくんだと思いました。人権・同和教育の学習は、みんなが幸せになるための学習なんだと改めて感じました。
今日は、保護者の皆さん、地域の皆さん、関係機関の皆さんが、授業参観、講演会に参加して、一緒に学習してくださいました。ありがとうございました。また、私たちの人権感覚や人権への意識を育ててくださった近藤先生、ありがとうございました。